アメリカやイスラエル、イランを巻き込む緊迫した情勢により、金融相場は激しい乱高下を繰り返しています。
まさに明日何が起きるかわからない「不確実な世界」に突入していると感じます。
私の「里山(ポートフォリオ)」で育つ日本みつばち(個別株)たちも、決して無傷ではありません。
当ブログでは、手間暇かける個別株投資を『日本みつばち』、システム化されたインデックス投資を『西洋みつばち』に例えています。
「こんな嵐の時に、わざわざ新たな仕組みを始めなくても……」と思われるかもしれません。
しかし、私はこのような不確実な環境でも倒れない運用の仕組みを作らなければ、安心して老後生活の収入の柱にできないと思います。
そんな事を考えながら、里山に新しい仕組みである「西洋みつばち」を予定通りスタートさせました。
「老後の生活を支えるインフラ作り」
ここで言う「西洋みつばち」とは、単なる投資信託の自動売却システムではありません。
世界中に広く分散投資するインデックスファンドを活用し、「定期的な積立(蜜を集める)」と「定期的な売却(蜜を味わう)」の両方を自動化して、手間をかけずに老後資金を循環させるシステムのことです。
今回は、「10万円」からスタートしたばかりで実績はゼロ、定年後の出口を見据えたリアルなポートフォリオ構築の第一歩をお届けします。
マネ吉アメリカや中東の情勢不安で、株価も上がったり下がったりで不安だよ。
こんな嵐の時に、わざわざ新しい『西洋みつばち』を放たなくても、もう少し様子を見た方がいいんじゃないのかな?



心配な気持ちは私も一緒。でもね、明日何が起きるかわからない『不確実な世界』だからこそ、人間の感情に頼らない運用の仕組みが必要なんじゃないかな。
なぜ今なのか?嵐の相場で稼働させる「自動化」と「リスク回避」
私が今回導入した「西洋みつばち」の役割は、大きく2つあります。それは「自動化」と「リスク回避」です。
相場が荒れている時、人間の感情は非常に不安定なものです。「もっと下がるかもしれないから売ろう」「いや、戻るかもしれないから待とう」と、日々のニュースに振り回されてしまいます。
老後に思考力や精神力が低下していく中で、このストレスに耐えながら大切な資産を適切に取り崩すことは非常に難しいと感じています。
だからこそ、買う時も売る時も、感情を排除して機械的に資産を管理してくれる「自動養蜂所」の仕組みが必要だと考えました。
有事に備える「リスク回避」
相場が順調な時は、誰もが「もっとリスクを取って増やしたい」と考えると思います。
しかし、本当に大切なのは、嵐が来た時にどれだけ冷静に行動できるかではないでしょうか。
個別株への集中投資は、企業の業績や特定の国の情勢に大きく左右されるリスクがあります。
だからこそ、明日が読めない不確実な世界においては、世界中の資産に広く分散できる「インデックス投資」を組み合わせることが最大の防御になります。
順調な時ではなく、不安定な今だからこそ、この「自動化」と「世界分散によるリスク分散」の仕組みをスタートさせて、その実績を見守っていきたいと考えています。



最近は『オルカン(全世界株式)一本でいい!』ってよく聞くけど、どうしてわざわざ債券やゴールドも混ぜて『8:1:1』にしたの?



良い質問だね!実はこの比率、私が長年信頼している『ウェルスナビ』のポートフォリオを、自分なりに里山へ移植したものなんだ。
ポートフォリオ比「8:1:1」の根拠。ウェルスナビの設計を里山へ
今回、新たに購入した投資信託は以下の10万円分です。
- 攻め(世界経済の成長): eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) … 8万円
- 守り(クッション): eMAXIS Slim 先進国債券インデックス … 1万円
- 有事の備え: SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし) … 1万円
この「8:1:1」という比率は、決して適当に決めたものではありません。
私が長年信頼し、現在も運用を続けているロボアドバイザー「ウェルスナビ(リスク許容度5)」のポートフォリオを参考にしています。
ウェルスナビのリスク許容度5は大まかに表現すると「全世界株式85%、米国債券5%、ゴールド5%、米国不動産5%」というポートフォリオになっています。
プロの設計図を自作でシンプルに
このウェルスナビのポートフォリオを起点に西洋みつばちの自作ポートフォリオを考えました。
自作するにあたり、管理をシンプルにするために不動産(リート)を外し、その分の5%を債券とゴールドに少し厚めに割り振りました。
これまでに8年間の運用で信頼できる実績を得てきたウェルスナビのポートフォリオをベースにしつつ、自分なりに「守りの石垣」を調整した結果が、この8:1:1なのです。
4月からの展望:毎月10万円の積み上げと「柔軟な運用」
現在は10万円をスポットで購入しただけの「テスト飛行」の状態ですが、4月以降はこのシステムに対して毎月10万円を積み上げていく予定です。
ただ、この「8:1:1」の比率をずっと固定するつもりはありません。
世界情勢の悪化がさらに進むようであれば、守りの「債券」や「ゴールド」の比率を増やすなど、状況を見ながら柔軟に西洋みつばちの配置(ポートフォリオ)を変化させていくつもりです。
「一度決めたら変えられない」のではなく、状況に応じてしなやかに形を変える。それこそが、「ゆるマネ投資:里山モデル」の強みだと考えています。
まとめ:実績ゼロからのスタートライン
この記事を書いている現時点では、当然ながら運用実績は出ていません。もしかすると、数日後には含み損からのスタートになっている可能性すらあります。
しかし、ゆるマネ投資において最も大切なのは「爆発的な利益を出すこと」ではなく、「決して無理をせず、自分らしい投資スタイルを続けること」です。
成果が出てから実績を語るのではなく、迷いながらも仕組み作りを始めたこの記録が、同じように定年後の資産運用に悩む方の参考になれば嬉しいです。
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本記事では、著者の実体験に基づき保有・購入している銘柄を紹介していますが、特定の銘柄を推奨するものではなく、情報提供を目的としております。
記事で紹介している内容は、執筆時点(2026年3月)の情報です。
個人の経験に基づく内容であり、投資の判断は必ずご自身で行って下さい。

