こんにちは!
「資産運用で、楽しむ老後を目指す」マネ太郎です。
ゆるマネ投資では、日々の値動きに一喜一憂せず、“配当の積み重ね”を通じて資産の成長を見える化しています。
2025年前半は、日経平均が調整局面を経て再び最高値を更新するなど、変化の多い半年間でした。
そんな中でも、配当は確実に積み上がり、数字として実感できる成果を得られました。
今回は、2025年4月~9月までに入金された配当金を集計し、私のポートフォリオで “最も働いた株 ” TOP10を発表します。
本ランキングはあくまで私自身の保有株数をもとにした結果であり、銘柄推奨を目的としたものではありません。ゆるマネ投資家の“リアルな記録”として気軽にご覧いただけたら嬉しいです。
上半期に受け取った配当金の振り返り
上半期は、25社から配当金を受け取りました。
4月から6月に配当金を受け取った銘柄(15銘柄)
積水ハウス/東京エレクトロン/三菱ケミカル/オリックス/本田技研工業/三菱HCキャピタル/KDDI/ソフトバンク/三菱商事/ENEOS/武田薬品工業/三菱UFJFG/ジャックス/信越化学工業/三井住友FG
7月から9月に配当金を受け取った銘柄(10銘柄)
キヤノン/日本電気硝子/INPEX/日本たばこ産業/ブリジストン/ヤマハ発動機/NIPPN EXPRESS/ヒューリック/DMG森精機/レーザーテック
上半期の配当総額は次のとおりです。
- 4〜6月:62,198円(前年:46,929円)→ +15,269円 / 前年比133%
- 7〜9月:49,607円(前年:34,669円)→ +14,938円 / 前年比143%
半年間では、110,805円(前年81,598円)で前年比136%になりました!
ついに半年間で10万円超え!
月2万円に近づき、”配当の積み重ね” を実感できる半年でした。
2025年 上半期の配当金ランキングTOP10
ここからは、2025年前半に “もっとも働いてくれた株” を10位から順にご紹介します。
それぞれの銘柄が、どんな理由で上位にランクインしたのか──
ゆるマネ投資家の視点でコメントを添えています。
第10位:ジャックス(8584)
🏅上半期配当金:4,900円(100株保有)
利上げの影響で国内クレジットはやや低迷したが、ペイメント事業は堅調。
海外ではインドネシア事業の低迷が続く中でも安定配当を維持。
第9位:オリックス(8591)
🏅上半期配当金:5,784円(100株保有)
生命保険料収入や運用益は減少したものの、有価証券の売却益や受取配当金が増加し、前年同期を上回る業績を確保。
多角経営の強みを発揮しました。
第8位:ソフトバンク(9434)
🏅上半期配当金:6,450円(1,500株保有)
通信基盤の強化と情報テクノロジー領域への展開が進み、純利益予想を上方修正。
業績の底堅さに支えられ、安定した高配当を維持しています。
第7位:日本電気硝子(5214)
🏅上半期配当金:7,000円(100株保有)
電子デバイスやディスプレイ関連の需要が堅調に推移し、売上高は前年同期を上回る。
株価のボラティリティはあるものの、製造業の中で安定した配当を継続。
第6位:ヤマハ発動機(7272)
🏅上半期配当金:7,657円(300株保有)
販売台数の減少やコスト増で減益となったが、株価の割安感を背景に配当利回りは依然として高水準。
割安感による買い増しで、受取金額の増加につながりました。
第5位:キヤノン(7751)
🏅上半期配当金:8,000円(100株保有)
世界的に需要はやや弱含みながらも、カメラやオフィス機器など主力事業が底堅く推移。
ミラーレス・コンパクト機の需要増で、映像分野の明るさも見られます。
第4位:INPEX(1605)
🏅上半期配当金:8,050円(174株保有)
原油販売価格の下落や改修による生産量減少で、売上は前年同期比マイナス。
それでも堅実な利益確保と高い株主還元姿勢を維持。
配当金は前年43円 → 50円へ増配し、資源株らしい底力を発揮しました。
第3位:三井住友フィナンシャルグループ(8316)
🏆️上半期配当金:9,486円(156株保有)
米国関税措置など外部リスクを想定しつつも、進捗率は順調。
2024年の株式分割を経て、1株あたり配当は62円と堅実に増加。
高配当と株主還元に前向きな姿勢が光り、MUFGと並ぶ「金融の二本柱」。
第2位:日本たばこ産業(2914)
🏆️上半期配当金:10,400円(100株保有)
たばこ事業の好調が継続し、為替影響の縮小も見込まれる中、業績見通しを上方修正。株主還元方針に沿って、年間26円の増配を発表。
為替の追い風が落ち着いても安定感があり、長期保有で心強い存在。
第1位:三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)
🏆️上半期配当金:11,934円(311株保有)
昨年のトレジャリー部門の大口売買益の反動により、全体では減益となったものの、顧客部門の営業純益は円高の影響を打ち返して増益を確保。
安定した配当政策と増配傾向が続き、まさに “配当の柱” としてポートフォリオを支えてくれました。
TOP10まとめ
| 銘柄 | 1株あたり配当金(円) | 保有株数 | 配当受取額(円) | |
| 第1位 | 三菱UFJ FG | 39 | 306 | 11,934 |
| 第2位 | 日本たばこ産業 | 104 | 100 | 10,400 |
| 第3位 | 三井住友FG | 62 | 156 | 9,486 |
| 第4位 | INPEX | 50 | 174 | 8,050 |
| 第5位 | キヤノン | 80 | 100 | 8,000 |
| 第6位 | ヤマハ発動機 | 25 | 307 | 7,675 |
| 第7位 | 日本電気硝子 | 70 | 100 | 7,000 |
| 第8位 | ソフトバンク | 4.3 | 1,500 | 6,450 |
| 第9位 | オリックス | 57.84 | 100 | 5,784 |
| 第10位 | ジャックス | 49 | 100 | 4,900 |
増配がもたらす “ゆるマネ的リターン”
今回のランキングで第1位になった「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の原動力は「増配」でした。
配当金は ”受け取るたびに実感できるリターン” ですが、増配は ”将来のリターンも期待” させてくれます。
増配銘柄を長期保有するメリット
- 将来的に受け取れる配当金が増える
- 業績が安定している企業が多い
- 株価が上昇しやすい
- 元本回収までの期間を短縮できる
この上半期は、まさにその恩恵を実感した期間でした。
代表例:三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
2025年上半期の受取配当金ランキング1位となった三菱UFJフィナンシャル・グループ
購入から7年で配当金が3倍以上に増加するという大きな成長を見せました。
三菱UFJ FGの配当推移

増配の効果は、単に “金額が増える” だけではありません。
受け取った配当金は再投資の資金になり、次の「配当を生む力」に変わっていきます。
増配銘柄をコツコツ積み上げることで、「受け取る喜び」と「育てる楽しみ」があります。
“ゆるマネ投資”では、無理をしなくても、配当が育っていく銘柄を選んでいきたいと思います。
リスク分散のための銘柄分散
今年の上半期は、三菱UFJFGだけでなく、三井住友FGやINPEXなどの増配銘柄が上位を占めました。
一方で、配当維持となった銘柄も下支えとなり、ポートフォリオ全体の安定成長につながりました。
いまは、高配当で増配が続いていても、そのリターンがずっと続くとは限りません。
いつか来るかもしれない減配や無配のリスクを減らすために銘柄の分散も進めました。
上半期にあらたに購入を始めた銘柄(6銘柄)
ヒューリック/ブリジストン/DMG森精機/積水ハウス/本田技研工業/レーザーテック
保有銘柄数は前年の19銘柄から25銘柄へ増加。リスクを分散させ、配当の安定性を強化する方針です。

「上位10銘柄+その他」の構成を円グラフで可視化しました。
上位銘柄が配当全体の約70%を占める一方で、”その他”の銘柄群が安定的に支える構図です。
配当の積み重ねが “ゆるマネ投資” の原動力
2025年上半期は、減配銘柄がなく、受け取った配当金は前年を3割以上も上回る成果になりました。
配当金がコツコツと積み上がり、収入とともに生活上の安心感をもたらしてくれています。
「人生の後半をお金に縛られず、楽しく過ごしたい」そんな願望を叶えてくれる手段のひとつが資産運用だと思っています。
無理をしない、自分らしいペースで積み立てをつづけて「時間を味方につける」
毎年の増配と再投資が、老後の安定収入を形づくっていく――
そんな“ゆるマネ投資”を続けていきたいと思います。
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