こんにちは!
『資産運用で、楽しむ老後を目指す』マネ太郎です。
今回は、INPEXが 株主向けに開催している「施設見学会」に参加してきました。
この見学会、株主向けに開催されている特別な見学会です。
当選倍率はなんと約40倍!
まさに「天然ガスの採掘と同じくらいの運が必要」と言われるほどのレア体験です。
この記事をご覧の方の中には、「INPEXってどんな会社?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
まずは簡単に、INPEXの会社概要をご紹介します。
INPEXは、日本最大規模の総合エネルギー開発企業です。
世界各地で石油や天然ガスの探鉱・開発・生産を行い、日本国内にエネルギーを安定的に供給しており、太陽光やブルー水素など、再エネにも積極的に取り組んでいます。
INPEXの事業を詳しく知りたい方はこちら:早わかりINPEX(公式サイト)
INPEXの魅力や投資としての視点については、私の「みつばち株」シリーズでも紹介しています。
こちらの記事もあわせてご覧ください。

INPEX 直江津LNG基地の場所
新潟と富山の中間くらいに位置する、新潟県上越市に「INPEX 直江津LNG基地」はあります。
今回の見学会は、北陸新幹線の上越妙高駅が集合場所です。
さあ、見学会のスタートです。
株主見学会の集合場所、「上越妙高駅」からスタート!

集合場所は、INPEX直江津LNG基地に近い「上越妙高駅」。
雨空の下、社員の方々が笑顔でお出迎え。
あっ、あそこだ!
のぼりに書かれた「INPEX」の文字がわかりやすい。
初めての株主見学会で少し緊張していましたが、やわらいだ気持ちで参加できました。
丁寧に参加者の確認をしてくださる姿が印象的でした。
バスの故障というハプニングがありましたが、代車の手配もスムーズ。
出発が少し遅れたものの、むしろ安心感のあるスタートになりました。
ミーティングルームで概要説明を受ける
あいにくの雨の中、直江津LNG基地に到着。
災害時の避難経路などの説明を受けたあと、スタッフの案内でミーティングルームへ。

正面のスクリーンには、本日のスケジュールが映写されています。
テーブルはスクール形式で、各席には資料が整然と並べられていました。
資料と一緒にINPEXのロゴが付いたエコバックやハンドタオルなどを頂きました。
ロゴ入りのノベルティは、株主とのつながりを大切にする心づかいを感じました。
大切に使いたいと思います。

ご挨拶がおわり、基地の概要説明がスタート。
スタッフの方が会社の歴史や事業内容をスライドを使って丁寧に説明してくれました。
INPEXはLNGプロジェクトだけでなく、太陽光やブルー水素など、再生可能エネルギーへの転換にも積極的に取り組んでいるとのこと。
さらに、CO₂を地下に封じ込める「CCS・CCUS」にも挑戦中!
株主として、INPEXの取り組みがとても頼もしく感じました。
「INPEX MUSEUM」でエネルギーの旅を体感!
プロジェクションマッピングで学ぶLNGの旅
ひと通りの説明を受けたあと、2班に分かれて見学スタート!
私は、「INPEX MUSEUM」へ

「INPEX MUSEUM」は、円筒状の施設。
ジオラマとプロジェクションマッピングで、”LNGを見つけて、暮らしの場に届くまで”の物語を楽しく体感できます。
中央制御室を見学!省人化された最前線オペレーション
いよいよ、パイプライン監視センターへ。
見学のメインステージです。
その前に――
ロゴ入りの市松模様パネルを発見!
まるで記者会見みたい。思わず記念撮影しました。

最前線オペレーション

監視センターには、ずらりと並ぶパネル。
バルブや供給施設の状況をリアルタイムでモニタリングしているそうです。
この時は、ちょうどミーティング中。
想像よりも少人数で運営されていて、「省人化が進んでいるんだな」と実感しました。
見学は、ガラス越しからの見守り。静かな緊張感が漂っていました。
パトロールカーとドローン!最新技術を間近で見学
構内見学の前に、ちょっと寄り道。
展示コーナーで最新技術を見せてもらいました。
まず目に入ったのは、パトロールカー。
ガス漏れ検知システムを搭載し、沿線を日々走っているそうです。
GPSと検知センサーで、ガス漏れをピンポイントで発見できる!

その隣には、ドローン。
人が入れない場所での点検に大活躍。
がけ崩れなどの災害時も、すぐに現場を確認できるとのこと。
最新技術が次々と導入され、エネルギー事業の進化を感じました。
いよいよ構内見学へ!雨の中をバスで巡る
いよいよ、バスに乗って構内へ。
雨のため、今回は車内からの見学。
ちょっと残念だけど、安全第一です。
構内はとても広く、位置関係が複雑。
INPEXのホームページにある構内図が、全体をつかむのにとてもわかりやすいです。

見学がスタートした場所は、構内図の右側にある「中央制御棟」。
入口には、あのパトロールカーとドローンが展示されていました。
そのあと、バスは構内を移動。
「低温貯蔵タンク(②地点)」を通り、荷役施設のある「桟橋監視塔(①地点)」へ向かいます。
直径83メートルのLNGタンク!桟橋監視塔へ向かう道中で説明を受ける
バスは、左手に低温LNG貯蔵タンクを見ながら桟橋監視塔へ進みます。
途中でも、丁寧に設備の説明をしてくれました。
眼の前にそびえる巨大な貯蔵タンクは直径83メートル、高さ54メートル。
そのスケールは、ボーイング787が3機も積み重ねて入るほど!

さらに驚いたのは、タンクの構造です。
LNGはマイナス162度という極低温のため、そのまま貯蔵すると地面が凍り、基礎が傾いてしまうそうです。
そこで、地面が凍らないようにタンクの底を温め、安定を保っているとのことでした。
敷地には、まだ余裕があり、3つ目の貯蔵タンク建設予定地も確保済み。
そしてーー

このテレビCM、実はここで撮影されたそうです。
桟橋監視塔の見学!アンローディングアームの迫力
説明を受けながら、バスは桟橋監視塔へ。
ここには荷役施設があります。
見学できるのは3階フロア。
エレベーターがなく、階段で上がります。
案内の社員さんも思わず一言・・・「なんでつけなかったんでしょうね(笑)」
なお、上がれない方はバスで待機もできます。
正面に見えたのは、荷役設備の主役「アンローディングアーム」。

LNGタンカーが到着すると、このアームを使って荷揚げを行います。
アームの先には、油圧カプラが装備され、接続も切り離しも、安全・確実・スピーディー。
技術力を、肌で感じられました。
スタート地点の中央制御棟に戻る
桟橋監視塔の見学を終えたあとは、気化・熱量施設の前を通って、スタート地点の「中央制御棟」に戻ります。
LPGで熱量を調整、家庭に届ける
途中で、「気化施設(③地点)」と「熱量調節施設(④地点)」を車内から見学します。
「気化施設」では、マイナス162度のLNGを気化させて天然ガスに戻します。
その際に使用する熱源は“海水”。自然の力をうまく利用した、エコな仕組みだそうです。
ただし、気化した天然ガスはそのままでは家庭で使う熱量に少し足りません。
そこで、「熱量調節施設」LPG(液化石油ガス)を加えて調整し、最終製品として出荷していくとのことでした。
万全の備え
説明を受けながら、再び「中央制御棟」に到着。
中央操作室を見学しました。

ここで、基地全体の運転管理が統括、すべての機器がデジタルで監視・操作されています。
その一方で、右奥にはベージュ色の大きな装置が設置。
これは万が一、監視機器に不具合が生じた場合に備えた“アナログのバックアップ装置”だそうです。
幸いにも、これまで実際に使用されたことはないとのこと。
それでも職員の方々は、いつでも操作できるよう訓練やシュミレーションを欠かさないそうです。
ーー万全の体制に、株主としても安心感を覚えました。
株主見学会の感想とおみやげ|INPEXの信頼と温かさを実感
楽しみながらINPEXの取り組みを学ぶことができた「株主向け施設見学会」。
およそ2時間のスケジュールでしたが、本当にあっという間でした。
おみやげのサプライズ
最後はミーティングルームでクロージングのご挨拶をいただき、
帰路のバスに乗り込む前にーー
なんと、おみやげのサプライズがありました!
自宅に戻って開けてみると、箱入りのお菓子とINPEXの封筒が入っていました。

お菓子は「岩塚製菓」の米菓。
実は、岩塚製菓の工場ではINPEXの天然ガスが使われているそうです。
岩塚製菓ではエネルギーの地産地消に取り組んでいます:https://www.iwatsuka.jp/quality/challenge/vol19/
そして封筒にはーー特製QUOカード!
見学会参加記念のデザインで、カードにはお礼文が添えられていました。
この度は当社施設見学会にご参加いただきありがとうございました。
これからも更なるご支援を賜りますようお願い申し上げます。
参加前は少し不安や緊張もありましたが、スタッフの皆さんの丁寧な対応と、充実した見学内容で「参加してよかった」と心から感じました。
日本のエネルギー開発を支えるINPEX。
現場を見て、社員の方々の誇りと使命感を強く感じました。
株主として、一人の応援者としてこれからも見守っていきたいと思います。
今回の記事を読んで、INPEXの事業や株主見学会に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

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