こんにちは!
『資産運用で楽しめる老後を目指す』マネ太郎です。
「投資って、結局“利回り”で決めるべき?」
そんな迷い、ありませんか?
今回は、KDDI(9433)について、私が悩みながらも買い増してきた実体験を材料に、「利回りだけに頼らない投資判断」について考えてみたいと思います。
KDDI(9433)は、安定した連続増配と株主優待で人気のある通信株。
2019年に初めて購入してから、「もっと買うべきか、他の銘柄にすべきか」と迷いながら、コツコツと保有数を増やしてきました。
KDDI(9433)との付き合いは2019年から
初購入のきっかけは「配当+優待」
2019年当時、KDDIの配当・株主優待
- 株価:1,190円(分割後ベース)
- 年間配当金:52.5円
- 配当利回り:4.4%
- 株主優待:100株保有で、カタログギフト(3,000円相当)
「配当」と「優待」がどちらもあるなんて、これはいいかも!
と思い、まずは単元未満株で14株からスタート
配当利回りが下がって、買い増しを迷う
2020年、KDDIは57.5円に増配。しかし、株価も上がったことで配当利回りは3.6%に低下しました。
「利回りが下がったなら、他の高配当株のほうがお得なのでは?」
そんな気持ちから、いったん買い増しをストップしました。

配当+優待は魅力だけど、つい高配当銘柄と比べたくなっちゃうよね〜
それでもKDDIに再注目した理由
連続増配がもたらす「安心感」
個別株投資を始めた頃は知識がなかったのですが、
KDDIは、長年にわたり毎年配当を増やし続けている「連続増配銘柄」です。
そこに、景気に左右されにくい安定性と、長期保有する安心感を感じました。


「配当利回りは、ちょっと低めだけど、連続増配なら長期保有ができそう」
そんな気持ちで、再び買い増しを決断しました。
このときの株価は、初購入時より約15%上昇していました。
買い続けておけば良かったと後悔しました。
それでも迷いは尽きない・・・
- 2022年:配当62.5円、利回り3.1%
- 2023年:配当67.5円、利回り3.3%
「KDDIの配当と優待が欲しい」という気持ちはありつつ、
「利回り3%ちょっとかぁ〜」、「もっと利回りの高い銘柄もあるしなぁ〜」と迷いながら、少しずつ買い増しを続けました。
利回りだけで判断していいのか?
「配当利回りの高い銘柄が欲しい」
そう思っていた自分の投資判断に、だんだん疑問を持つようになってきました。
利回りの数値だけではなく、企業の継続性・安定性・増配力なども含めて考えるべきでは?
そう思い直し、私なりの「ゆるマネ投資的な判断軸」をみつけるきっかけになりました。
比較検討した他銘柄との違い
オリックス・武田薬品工業との配当比較
2019年にKDDIと一緒に買っていた2銘柄、オリックスと武田薬品工業。
それぞれの配当推移を比べてみました。


- オリックス:2020年は横ばい → 2021年以降は連続増配中
- 武田薬品工業:高配当だが増配は控えめ → 2024年からようやく2年連続増配
KDDIやオリックスの配当金は6年後に、1.4倍前後になっています。
増配方針の違いが、将来の「配当力」の差になるかもしれない・・・ と実感しました。
KDDIの立ち位置はどこか?
現在の保有株数は104株(分割後)
KDDIの株主優待を得るには200株が必要ですが、たとえ優待をもらえなくても、配当を安定的に得られる銘柄として保有を続けるつもりです。
長期保有することで増配効果が得られ、投資額に対する配当利回りは上がっていきます!
※2025年執筆時点の投資金額ベースで、利回りは約4.3%まで上昇中
今後の選択肢はーーー
- 株主優待を目指して200株まで買い増す?
- 他の高配当銘柄とバランスよく分散する?
私は、株価が下がったタイミング(利回り3.5%程度)を目安に「コツコツ買い増し」、優待がもらえる200株を目指していく予定です。
200株まで買い増している間に、連続増配効果で、投資金額ベースの利回りが高まることを期待しています。



高利回りだけじゃなく、連続増配や企業の安定感も、大切な判断材料ですね
KDDIの株主優待制度は、2025年度から制度が変更されました
まとめ|迷いながらも投資を続ける
個別株投資は、「利回り◯%だから買う」という単純なものではないと、今は考えています。
迷いながらも「自分なりに納得できる判断」を積み重ねていくことが大切。
それが、私の「ゆるマネ投資」であり、マイルールを参考に投資の判断をしていきます。
KDDIは今後も配当方針に注目しながら、株価が下がった時にコツコツ買い増すスタイルで、マイペースに保有していきます。
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