【持つだけで配当金が育つ】No.1605 INPEX|エネルギー資源の探索とトランジションで日本の未来を担う”エネルギー開発株”の魅力

”みつばち株”とは
企業という木の花々から配当金という蜜をコツコツと運んでくれる”みつばち”を配当に例えたものです。
あなたも”みつばち株の巣箱(ポートフォリオ)”を持ってみませんか。

『ほったらかしでも、お小遣いが少しずつ増えたら嬉しいな・・・』そう思ったことはありませんか?

そんな願いを叶えてくれる”みつばち株”があるんです。

配当利回りが高くて、増配もある、日本の未来を支えるエネルギー開発に取り組む企業――

今回は、そんな【INPEX(1605)】の魅力をご紹介します。

目次

INPEX(1605)はこんな企業

INPEXは何してる?〜♫

このCM、耳にしたことありますか?

正直に言うと、私は高配当株投資を始めるまで、INPEXという会社を知らなかったんです。

マネ吉

僕は名前を知ってたよ!

でも、この会社、私達が毎日使うガスなどを、遠い海外から届けてくれている、日本のエネルギーを支える超重要な会社なんです!

なんと、日本が1年間に輸入する天然ガス(LNG)の約1割をINPEXが供給しています。

そして、筆頭株主は「経済産業大臣」。 まさに日本の未来を担う”エネルギー開発株”ですね。

そんな、日本の未来を担う”エネルギー開発株”が、なぜ私の大切な「みつばち株」になったのか、その魅力をお話ししますね。

魅力① 持っているだけで配当が増える増配力!

INPEXの魅力は、何と言っても配当利回りの高さと増配力です。

  • 配当利回り:3.51%(2025年10月24日)
  • 増配実績:なんと4期連続で増配中!
  • 株主優待:QUOカード1,000円(400株を1年以上保有)

しかも、2025年8月の発表では、年間の配当を1株あたり86円→100円に増やす予定だと発表されました!

前期から16%アップの計算です!

年間1株配当推移

INPEXの年間1株配当推移
出典:マネックス証券|銘柄スカウター
マネ吉

持っているだけで、配当が増えるってすごい!

さらに注目したいのが「配当性向

これは、会社が稼いだ利益のうち、どのくらいの割合を配当金として株主に還元しているかを示す指標です。INPEXはこの配当性向がまだ20%台です。

つまり、まだまだ増配してくれる余力がありそうです。将来が楽しみです!

魅力② 高い成長率!

配当金の源はなんといっても企業の売上高と利益の成長です。

売上高の3年平均成長率はなんと22%、3年間で売上高が1.7倍以上に成長しました。

本業の利益である営業利益の成長率も3年間で29%もあります。3年間で営業利益が2倍以上になりました!

売上高営業利益経常利益当期利益
3年平均成長率22.1%29.1%25.5%24.2%

魅力③ 稼いだ利益は株主に還元!

いくら利益が増えても、株主に還元してくれなければ配当金は増えません。

でも、INPEXは利益を株主に還元する方針を出してくれています。

なんと、総還元比率を50%以上にするという方針です。

総還元比率50%以上というのは、「会社が稼いだ利益の半分以上を、配当や自社株買いで株主に分けてくれるという約束」です。

自社株買いは、2021年から4期連続で実施しています。

これからも株主還元に期待できそうですね。

株主還元推移

INPEXの株主還元推移
出典:マネックス証券|銘柄スカウター

魅力④ 借金の少ない堅実な経営!

会社の経営が不安定になってしまったら大変です。

会社の体力、つまり財務の健全性も重視していきましょう。

会社も家計も借金は少ないほうが安心ですね。

INPEXの自己資本比率は約65%

一般的に40%以上あれば健全と言われるので、65%は優秀です。

ちょっとやそっとのことでは経営が揺るがない安心感があります。

次は、営業キャッシュ・フローです。

これは会社が本業で稼いだ「現金」のこと。

毎年しっかりとプラスを維持しています。

現金を生み出す力があれば、成長に必要な設備投資や研究開発への投資もしっかりできますね。

キャッシュフロー推移

出典:マネックス証券|銘柄スカウター

お買い得度をチェック!

どんなに良い銘柄でも、割安なバーゲンセールで買いたいですね

株価の割安感について見てみましょう

まずはPBR(株価純資産倍率)、現在は0.74倍です。

PBRは、その会社の純資産に対して、株価が割安か割高かを判断する時に使われる指標です。

PBRが1倍を下回る場合は、株価が純資産より低い状態で、一般的には「割安」と判断される傾向があります。

次はPERです。

PERは株価収益率といい、株価が1株あたりの純利益の何倍かを示す指標です。

PERが低いほど割安、高いほど割高と判断されます。PERには絶対的な基準がなく、同業他社や過去の推移と比較して総合的に判断されます。

INPEXのPERは9.2倍です。

同じ石油開発企業の石油資源開発(1662)は10.3倍、ENEOS(5020)は13.9倍

INPEXの2021年以降のPERの平均値は約6倍でした。

同業他社との比較では割安、自社の推移では上がってきているようです。

これは、INPEXの成長性や株主還元の姿勢が、評価され始めているのかもしれませんね。バーゲンセール状態から少し人気が出てきた、というイメージでしょうか。

この”みつばち株”『INPEX』と付き合う上での注意点

ここまで、INPEXの魅力をご紹介してきましたが、良いことばかりではありません。

INPEXは「景気敏感株」とも言われ、原油価格や為替レートの動きによって、業績や株価が大きく変動することがあります。

世界の景気が悪くなったり、原油価格が下落する局面では、株価が大きく下がる可能性も十分あります。

だからこそ、短期的な値動きに一喜一憂せず、「コツコツ蜜を集めてもらう」という長期的な視点で付き合うことが大切だと考えています。

私は、株価が下がった時にはむしろ「安く買い増せるチャンス!」と捉えて、少しずつ巣箱の仲間を増やしています。

まとめ

INPEXは、私たちの生活を支え、国の未来を担うエネルギー開発企業でありながら、株主への還元も忘れない、まさに理想的な”みつばち株”の一つだと思います。

もちろん、投資に絶対はありません。

でも、この記事を読んで「なんだかワクワクしてきた!」「自分も巣箱を作ってみたい!」と少しでも感じていただけたら嬉しいです。

INPEXの特徴まとめ
・配当利回り :★★★★☆ (配当利回り3.5%)
・配当の持続性:★★★★☆ (配当性向に余裕あり、株主還元に積極的)
・財務の健全性:★★★★☆ (自己資本比率高く、営業キャッシュフローも安定)
・株価の割安感:★★★☆☆ (PBR1倍未満)

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本記事では実体験に基づく銘柄をご紹介しておりますが、特定の銘柄を推奨するものではなく、情報提供を目的としております。
記事中のデータや数値は執筆時点(2025年10月24日)であり、今後の状況や相場変動により変更される可能性があります。
個人の経験に基づく内容であり、投資のご判断は必ずご自身でお願いいたします。

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