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【三菱ケミカル(4188)投資】高利回りに目がくらんだ私の失敗談ーー本当に必要なのは「増配力」だった

こんにちは!

『資産運用で楽しめる老後を目指す』 マネ太郎です。

6月は多くの企業から配当金が届く、高配当投資家にとって最高に楽しみな月ですね。

今回は、そんな中で私が配当金を受け取った企業の一つ、三菱ケミカルグループをピックアップします。

実はこの銘柄、私にとっては「ほろ苦い学び」を与えてくれた大切な存在。

有名企業で、配当利回りが高い銘柄なら良いんじゃないの?

個別株投資を始めたばかりの私が陥った、典型的な「高配当株選びの落とし穴」について、実体験を交えてお話します。

🐝あわせて読んでいただきたい!連続増配のパワー

目次

2019年、私は「眼の前の蜜(配当)」に飛びついた

私が三菱ケミカルを始めて購入したのは2019年。

当時のスペックは、投資初心者だった私にはとても魅力的に見えました。

  • 株価:約800円(買いやすい!)
  • 配当利回り:約5.0%(超高配当!)

購入したのは、三菱ケミカルの株価が下がり気味の時だったと思います。

マネ太郎

大企業だし、そのうち株価も上がり、配当金も、もっと増えるんじゃないかな

なんの根拠もなく、そんな安易な考えで200株を購入しました。

しかし、これが「ゆるマネ投資」の軸ができる前の私の失敗でした。

4年経って気づいた「増配力(蜜を増やす力)」の本当の価値

現在、私が三菱ケミカルから受け取っている配当の状況は以下の通りです。

配当金の詳細(執筆時点)
  • 保有株数:200株
  • 1株あたり配当金(半期):16円
  • 受取金額:3,200円
  • 平均所得単価:839円
  • 現在の株価:756円(含み損の状態)

当時の私が考えていなかったのは、「そのみつばち(銘柄)は、いつまでも元気に蜜を集め続けてくれるのか?」という視点でした。

「今の高利回り」に惑わされない!銘柄比較の教訓

ここで、私が三菱ケミカルグループと、同時期に買った別の成長銘柄(三菱UFJフィナンシャル・グループ)を比較して学んだ衝撃の結果をご覧ください。

▼配当金の育ち方の違い

項目三菱ケミカルグループ三菱UFJフィナンシャル・グループ
購入時利回り4.9%(魅力的)3.7%(平均的)
5年後の姿株価停滞・配当据え置き株価2倍・配当2倍
購入額に対する利回り3.9%(低下)6.9%(大幅UP)

5年後には、三菱UFJフィナンシャル・グループが株価も配当金も逆転しました。

購入額に対する利回りでは、なんと1.7倍もの差がついてしまいました。

最初はたくさんの蜜(配当金)を持っていても、その後に蜜が増えないみつばち(銘柄)と、だんだん蜜を増やしてくれるみつばち(銘柄)では、将来受け取る蜜の量(配当金)が圧倒的に変わってきます。

三菱ケミカルの「みつばち」としての健康状態は?

このような事実に気づきはじめて、三菱ケミカルの追加購入はストップしました。

なぜなら、企業の経営状態を「ゆるマネ投資」のチェックリストで確認するといくつか少し心配な点が見えてきたからです。

心配① 業績のスタミナ切れ

売上は上がっていても、営業利益が伸び悩んでいます。

出典:マネックス証券|銘柄スカウター
マネ太郎

配当は当期利益から分配されるから、利益が安定して増えていると安心できるんだけど。。。

スクロールできます
平均成長率売上高営業利益経常利益当期利益
3年平均成長率3.5%-13.4%-19.6%-36.7%
5年平均成長率4.2%6.4%4.3%-3.6%
10年平均成長率1.9%1.7%-0.8%-3.0%
出典:マネックス証券|銘柄スカウター

心配② 貯金を切り崩して蜜を配っている(配当性向100%超)

一番の懸念は、配当性向が100%を超えていること。

これは、その年に集めた蜜(利益)以上に、蓄えていた蜜(資産)を切り崩して株主に配っている状態です。

マネ太郎

無理して配当を出しても、いずれ底をつくはず。不安でしかない。

出典:マネックス証券|銘柄スカウター

心配③ 財務の壁(自己資本比率の低さ)

化学業界の平均は約56%ですが、三菱ケミカルグループは約30%で他人資本が多めです。

成長投資(設備投資やM&A)に積極的な方針とのことですが、財務的な余裕が少ないと、新たな挑戦に対する体力が心配になります。

感情に左右されない! 私の「マイルール」評価

私は現在、感情ではなくデータで判断する「マイルール」を使って銘柄選びをしています。

三菱ケミカルを評価したところ、合格した項目は半分以下の4項目でした。

そのため、「今は保有を続けるけど、追加購入はしない(様子見)」という冷静な判断ができるようになりました。

冷静に投資判断をしたい方へ
私が銘柄分析のベースとして活用している評価シート(マイルール)は、下のボタンからダウンロードしてご利用ください。
マイルールの実践には、マネックス証券の銘柄スカウターから情報を収集すると便利です。

【2026年4月追記】現在の判断基準

当時は独自の「マイルール」で判断していましたが、現在はより緻密なデータで判断する「配当通信簿」を使って企業の経営状態を評価しています。

まとめ|小さな「失敗」を投資の糧にする

三菱ケミカルは、私に「利回りだけで選んではいけない」という大切な教訓を教えてくれた、思い入れのあるみつばち株です。

現在の状況は少し厳しいですが、日本の化学業界を牽引する大企業。

再び元気に蜜を集めてくれるみつばちに復活することを期待しつつ、今は慎重に見守りたいと思います。

いろいろな経験をしながら、失敗は次に活かして、納得できる「自分だけの里山」を作っていきます。 それこそが、ストレスなく続ける「ゆるマネ投資」の楽しさだと思います。

この記事が、皆さんの銘柄選びの参考になれば嬉しいです!

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本記事では著者の実体験に基づく銘柄をご紹介しておりますが、投資の推奨をするものではありません。
投資の判断は必ずご自身でお願いいたします。

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